25年間の臨床経験からみえてくる、『物事の手順を大切にしてみること』を、実際やってみると見えなかったものが見えてくる、ということについてお話しします。
インスタント食品は私もよく食べます。
特に仕事が忙しい時など、カップラーメンなどは簡単でいいですね。
コンビニのおにぎりとカップ麺で済ませる、と言うことも結構頻繁です。
美味しいか、と言われると
ん~・・・味がはっきりしていて、化学調味料で作られた味がしますが
まあ、美味しいと言えるのかもしれません。

私の住んでいるところは、漁港のある街です。
好むと好まざるとにかかわらず、近所の人が魚を獲っていたりしますので、新鮮な魚をいただくことも少なくありません。
大きな鯛とか(獲っている人にしてみたら小さいとはいうものの、40センチはあります)
ワラサとか(こちらも、小さくても30センチ以上です)
そうすると、仕方なく、まな板と包丁を出してきて、魚を捌くことになります。
最初のころは、もちろん上手に行きませんから、身は崩れるし、時間はかかるし、お刺身にして食べておいしいのは確かなのですが、
「面倒くさい」
という方が勝っていました。
ところが、ある方から『よく切れる包丁』をいただき
「捌き方」を教えてもらったところ
とてもきれいに、早く捌けるようになったのです。
そうすると、刺身にした時の見栄えもよく、切り口もきれいなので食感も違うのです。
これは『おいしい』ですね。

私たちは、「時間」を大事にしますから、
「手間がかからないように」
「時短」
と言うことを「良いこと」として考えます。
もちろん、間違いではないのですが、正しい手順に必要な時間をかけて
丁寧に行ったものについては、掛けた手間の分の意味があると思われます。
安物買いの銭失い
という経験はどなたでもあるかと思いますが
「時短ばかりで、結局時間を無駄にしている。大したことができていない」
「本来、味わえるものを味わっていない」
と言うことは、料理以外でもあるはずです。
ここぞと思う時には、しっかり時間をかけて、必要な手順に沿ってやってみてはいかがでしょう。
