25年間の臨床経験からみえてくる、人や自分のやっていることには、いろんな意味があるのですが『その「方向」はどこ向きですか』ということについてお話しします。
さて、
あなたに、家族がいるとして、
仕事から帰ると、玄関に鍵が閉まっている。
そんなに遅くないのに、家の電気は消されていて、ご飯は雑に盛られたものが冷蔵庫に入っている。
という状況に出くわした時
どんなふうに対応するでしょう。
『まあ、いつもと同じか』
とため息をついて、レンジでチン。
という方もいらっしゃるかもしれませんし
『こんなのやってられない』
と、家族を探して文句をいう方もいるかもしれません。
心理検査の中で、『P-Fスタディ』というものがあります。
これは、今のような
『欲求不満場面』のイラストを見せられて
その時、あなたがどういう姿勢でその物事に向かうか
というものを見るテストです。
『自分は中立だ』
と思っている人でも、結構偏りがあるもので
問題を解決しようとする姿勢が強い人
他者を非難する人
自分が悪いのかも、と内省する人
まあ仕方ないかなと放っておくひと
というような、傾向があるものです。

もし、いろんな状況が重なって、ちょっと辛いなあ、と思った場合には
その大変だと感じた状況をいくつか書き出して
それに対する「気持ち」「とった行動」をメモしてみてください。
そうすると
問題解決的なのか
他罰的なのか
自罰的なのか
無罰的なのか
ということが何となくつかめます。
どれが良くて、どれがダメ、ということではなく
偏りすぎていると、自分がしんどかったり、周りの人が辛かったりする、という目安になりますよ。
