「毎日、職場に行くために朝起きるのがつらい」
「仕事にやりがいを感じられない」
「あと、何年こんな仕事を続けたらいいのかと思うと気持ちが沈む」
「本当にやりたいことをできていないのではないか」
「示される目標にまったくやる気を感じられない」
「職場の意識が低すぎて、自分ばかり頑張っている」
「このままの仕事では将来が不安で仕方ない」
「給与に納得がいかない」
「昇進や転勤が思った通りではない」
「本当は、もっと向いている仕事があるのではないか」

私たちは、一日のうちで決められた時間を『仕事』という生活の仕方に振り分けています。
そもそも、それはなぜでしょうか。
「生活するにはお金が必要だから」
「やりたい仕事だからやっていて楽しい」
「学校や親のすすめで入ったからやめられない」
「自分の能力が役立てる場所だから」
いろいろあるでしょう。
生活面で自立して生きるためには、職業生活は欠かせないものとなっていますが、一方で人生の多くの時間を過ごす「職場」に関する悩みを持つ人はとても多くなっています。
本当であれば、せっかくの自分の人生の時間ですから、有意義な職業生活を送り、人や社会の役に立つということができたら幸せかもしれません。
現在、カウンセラーをしている私でさえ、かつては仕事のことで悩み、失敗をしました。

20代半ばまでを公務員として過ごした私でしたが、心理職としての仕事にどうしてもあきらめがつかず、また、何が何でもその道で成功したいという思いがありました。
結果、時間を問わず仕事、研修、講演会の実施と駆け回り、あと一歩で思い描いていた感じのところまで来た時、とうとう自分自身が体調を崩してしまったのです。
今となっては、後悔ということはありませんが、なぜあの時あれほど人生を急いだのか、もう少し別の方法もあっただろう、ということは感じます。
仕事の悩みは「自分の問題」と思ってしまいがちですが、わたしのように、実際失敗しないと、自分では気づけないことも多いのです。
「どうせ、だれも自分のことなんか解決できない」
と思っていたとしても、それは構わないと思いますが、ダメもとで話をしてみるのもいい機会になるかもしれません。

わたしは、その時はがむしゃらに頑張っていて、カウンセラーでありながら
「自分の大変さなど、誰もわかるわけがない」
と思っていましたが
今になれば、「話をしてみればよかったかな」
と思っている一人でもあります。
