冬は寒くていやだ、という方もいらっしゃるでしょう。今が人生の冬のようだと感じる方もいるかもしれません。25年間の臨床経験からみえてくる、『季節の考え方』、についてお話しします。
私の住んでいる地域は、今年はとても雪が多く
「雪かき」の作業がとても苦痛に感じることがあります。
それで、たまりかねて
40万円もする「除雪機」を購入したのですが
※除雪機としてはこれでも安いほうです
今度は、半導体不足で、納品が2月になるとのこと。
冬が終わってしまうではないかとは思いますが
半導体不足とか、エンジンの部品が海外から来ないとか
そのあたりは、販売店に文句を言っても仕方ないので
「まあ、こういう風に過ごせということかな」
と、仕方なく人力で頑張っています。

わたしは、以前は夏の暑いのが嫌で、冬の寒いほうが厚着をすれば済むから
そっちのほうがいい
と思っていましたが
最近では、寒いほうがつらくて、夏の暑いほうが、世の中もにぎやかでこっちのほうがいい、と思うようになってきました。
自分ながらに、勝手な話だと思います。
「人生すべて塞翁が馬」
というお話は聞いたことがあると思います。
家から馬が逃げてしまって、周りに気の毒がられたところ、その家の人は
「これは、いいことにつながるはずだ」
といった。その数か月後に、逃げた馬が、たくさんの馬を連れて戻ってきた。
これは幸運ですね、と周りの人が言うと、その家の人は、
「これは不幸につながる」
といった。その後、その家の息子が落馬して、足を怪我してしまった。
これは不幸でしたね、と周囲の人が言うと
「これは、幸運につながる」
と家の人はいった。
しばらくして起こった戦争に、足のけがのため行かずに済んで生き残った。

こんな感じのお話です。
これを「塞翁が馬(さいおうがうま)」といって、「なるようになる」と説明する方がいるのですが、本来は、「禍福はあざなえる縄のごとし」ということを言っているのでしょう。
良いことばかりでも、悪いことばかりでも世の中は成り立っていない、ということです。
ですので、今、よいときだなと思うのであれば、よくないこともイメージしておくことが必要ですし、現在がつらいのであれば、必ず良いことが来るでしょう。
だって、世界は、「季節」一つをみても、そういう風にできているのですから。
KIRIHARE所属 臨床心理士
