「何か面白いことはないかなあ」と探していませんか? 25年間の臨床経験からみえてくる、『楽しみを見つける方法』、についてお話しします。
皆さんは、少なからず「趣味」というものを持っていますか?
もしくは、好きな食べ物でもいいし
子どものころにはまっていたものでもいいです。
わたしは、小さいときから「カメラ」が好きで
写ルンです、みたいな簡単なカメラとか、チェキとかみたいなものとかも含んで
「撮る」
ということが好きです。
現在の仕事でも、毎日カメラを使っていますが、
これは、ぜったい必要な業務というよりは、かかわってくださっている利用者の方を喜ばせるために役立っている趣味みたいなものです。
時々、コンテストなどに応募をすると、賞をいただくこともあったりして
家族も、地域の方も喜んでくれたりします。

でも
「写真について勉強してみようかな」
と思ったのは、ほんの数年前からのことでした。
この頃のカメラは、大変性能が高くて
自動でピントを合わせてくれるオートフォーカスはもちろんですが
何なら、人の瞳にかっちりピントを合わせて、すごく素敵(に見える)写真を
誰でも簡単に撮ることができるのです。
10年前に、プロの写真家が、「プロの技術の証」としてやっていたことが
今や、素人がボタン一つでできてしまうんですね。
これはすごい!
でも、ちょっと待ってください。
だれでもできることは、すごくないんです。
そして
誰がやっても、同じクオリティーでできることについては、
それができてもぜんぜん楽しくないのです。
ボタン押すだけですものね。
一部では、
押すだけでプロっぽい写真が獲れるのをいいことに、
女の子たちとのデートのグッズとしてカメラを利用している輩もおりましたが、
それは、楽しみの場所が別のところにあるわけで。

そこで、私が取り入れたのは「オールドレンズ」でした。
すごい、性能の良いカメラに
わざわざ全部手作業のレンズをくっつけて楽しんでいます。
ところが、そうしますと、周りの人とは違う
なんだか味のある写真が撮れる、ということで
今度はそれが喜ばれたりするのです。
現代で、簡単になっているものには、実はたくさんの手間が含まれていて
その手間の部分に楽しさがあったりします。
ボタン一つで済んでいることを、自分でやってみると結構楽しいもので
それが、あなたの価値になったりすることもありますよ。
好きなものの中で、試してみてはいかがでしょう。
KIRIHARE所属 臨床心理士
