忙しい毎日を過ごしていると
「たまには温泉に行きたいなあ」とか
「コンビニご飯ばかりじゃなく、おしゃれなランチでも行きたいな」と思ったりするものです。
確かに、そうですよね。
できることならおいしい食事をゆっくり味わって食べたいものです。でも、それって、本当にできないでしょうか。
食べ物は、基本的には良いもの
コンビニで、とりあえず好きなおにぎりを買ってみましょう。
「あー、これかあ」と思うかもしれません。
でも、コンビニご飯を味気なくしてしまう原因は、私たち自身にもあるのです。
「早く食べなきゃ」
「ご飯はさっさと済ませたい」
「『とりあえず』『なんでもいいや』」
こういう心もちで食べ物を口に入れますと、たぶんどんな食事でも一緒です。
仮に、高級レストランに行ったとしても…
「早く食べなきゃ」
「さっさと次の料理を出してよ」
「説明いらない!」
と感じて食べるなら、同じことかもしれません。
おにぎり一個で試してみましょう。
まず、小さく一口、口に入れてみましょう。
そうしたら、すぐにむしゃむしゃ噛まずに、口の中にご飯の粒が広がるように口の中で崩してみましょう。
コメの粒の感じや、表面の甘味などを感じてみましょう。そうしたら、舌先のほうの歯で少しずつ噛んでみましょう。
すぐに飲み込まず、よく噛んでください。
おそらく、体が「早く飲み込みたい」という感覚を感じるはずです。
それは、体にとって「おいしい」ということです。
私たちは、味の濃い味覚をおいしいと勘違いしがちですが、シンプルなものでも、ちゃんと「味わう」と、体も喜ぶのがわかります。
KIRIHARE所属 臨床心理士
